極寒で幻想的な空間を体験!! 私が実際に層雲峡氷瀑まつりへ行ったのでレポートしちゃいます
先日、層雲峡氷瀑まつりの概要やアクセス方法などなどを紹介していきました。
記事: 層雲峡氷瀑まつりを遊びつくそう!! 氷瀑まつりってどのようなお祭りなの?
今回は私が直接まつりへ行った感想を綴ってみたいと思います。
お伝えしたい事や添付したい写真がいっぱいありますが、何とかコンパクトにまとめていくつもりです。
なお、当記事では2017年2月18日初訪問分(第42回)をまとめました。
人生で初めて層雲峡氷瀑まつりを見に行ってきました
毎年2月頃、石北峠を通るたびに目にしていた層雲峡氷瀑まつり。気にはなっていたのですが、毎年毎年行く機会がなく雪解けシーズンへと突入しちゃっていました。
今年こそはと意気込んでは行かない年が続いていましたが、今回初めてようやく車を走らせて層雲峡氷瀑まつり会場へ行って来ましたよ~!!
本当は温泉宿で一泊したかったのですが、我輩は貧乏であるため、日帰りを決行…。
せっかく行くのなら、ライトアップや花火が見られる夜に行こうと、アルバイトが終わった土曜日の夜に石北峠を走って層雲峡へGOしました。
約180台収容駐車場が満車
我が家から約1時間半かけて層雲峡へ到着。層雲峡へ着いてビックリしたのが、
人メチャクチャ多い!!
この時はまだ層雲峡氷瀑まつりが北海道3大冬祭りの1つである事を知らず、そんなに人はいないものだと思ってました。
完全にナメちょりました…。
駐車場も満車状態で、駐車場が空くまで層雲峡中をぐるぐる回されてしまいました。
しかし国道から駐車場までの坂道、道路がツルッツルでヤバかったでしたよ!! マイカーのセリカ(FF)が上りきらず途中で失速して下っちゃいましたよ…!!
冬の北海道とはいえ、FF車が坂道上りきらないという事は今まで経験した事がなかったものでしたから衝撃でしたよ!!
あの坂道、せめて砂利を撒きましょうよ…。
入場料300円
層雲峡の市街地を3周くらいしてようやく駐車場が空いたので、警備員さんの指示に従い駐車。その後徒歩で会場へ向かいました。
会場入口のゲートを越えた後に、この日の衝撃第二段が私を襲いました。
入場料300円かかるの!?
そう、最初氷瀑まつりは無料で見れるものだとばかり思っておりました。それがまさかの300円…!!
ここでも氷瀑まつりをナメてたわ~。
さすがにここまで来ておいてお金が掛かるからやっぱり入場しませんという訳にはいかなかったため、お財布から300円を取り出し、料金所のお兄さん?おじさん?に渡して堂々と入場。
後程ネットでよくよく調べたら、協力金として300円を頂いておりますと書かれてました。
先入観だけで行動しないでちゃんと下調べをしなきゃダメですよね~。というか、普通に考えたらお金を取らなきゃこの規模のイベントは運営出来ませんよね~。
入場するや否や、花火がお出迎え
300円を払って会場入りしたと同時に、層雲峡の空に花火が上がりました!!
なんというグッドタイミング!!
と言うよりも、会場入りがちょっと遅れていたら見る事が出来なかったんですね~。いや~危ない危ない。
ちゃんと下調べをしなきゃダメじゃないですか~!!
極寒の中で見る花火はとても綺麗で、層雲峡氷瀑まつりに1人で来た32歳(当時)のオッサンはスマホを片手にすっかり見入ってしまいましたとさ。
会場国道側の施設
層雲峡氷瀑まつり会場は、石狩川を挟んで国道39号側と山側(奥側)と分かれています。
まずは入場口がある手前の国道側の施設から見ていきましょう。
展望台
入場口から少し移動すると、氷瀑まつり全体を見渡せるすべて氷で出来た展望台がありました。
この入口から中に入って上へ進んでいく模様です。では早速中へ。
天井を見上げると、このようにつららがいっぱい!! これ、つららが落下して頭に刺さったら貫通しちゃいますね。
入口の中には展望台へ上る階段があるのですが、歩く人が多いせいか、階段の形が崩れて凍った斜面になった状態の箇所が…!!
冬道に慣れている私でも下る時は手すりを使ったほどなので、道外から来た人達はさぞかし大変だった事でしょう。というか、大変そうでした。
展望台を抜けると、そこからは氷瀑まつり全体を見渡す事が出来ました。ライトアップも相まってとても幻想的でした。
氷瀑神社
展望台の対面には氷瀑神社という、その名の通り氷で出来た神社がありました。
早速中へ入ってみると、氷の壁にはお賽銭がビッチリ!!
奥には賽銭箱が。
何かご利益がある事を願い、賽銭箱に小銭を投入しお参りをしました。ちなみに、中に人がたくさんいたにも関わらず、お参りをしていたのは私だけでした。
北の氷酒場
層雲峡氷瀑まつり公式HPによりますと、この酒場は土日限定営業らしいです。
中は氷で出来たカウンターがあり、そこでおばちゃんマダムが日本酒を振舞っていました。
旭川市の地酒であります国士無双を中心に、氷の洞穴の中で熱燗から冷酒まで楽しめる空間となっています。
酒好きの私も一杯頂きたかったのですが、何せ日帰りコースで帰りも運転をしなくてはいけなかったため、アルコール類は飲めませんでした…残念!!
しかしながら、ここで引き下がるU-39ちゃんではございません!! メニューの中に「酒粕ココア」なるものを発見!! これを飲んで行く事に。
味はココア味の甘酒でした!! 飲むと優しい甘さが広がり、ほっと体温まる一品でございました。
酒粕ココアを飲んでいると、いきなりチャイニーズ系女子に「Hello!!」と声を掛けられ、スマホを差し出されました。記念写真を撮ってくれとの事でした。
ここで私はすかさず、
と言いたかったのですが、こっ恥ずかしくて言えませんでした(´Д`;)
その他
その他の施設としては、恐らくここでイベントが行われるであろう特設会場、売店のプレハブ、アイスクライミング体験場、ゴムチューブ滑り台などがありました。
アイスクライミング体験は開催期間中の土日の日中帯オンリーのため、登っている人はおらず、ただ氷の壁がドーンとあるのみの状態でした。
滑り台は結構人が多く、繁盛していました。ゴムチューブは売店で15分500円で貸し出しが行われていました。私は見てるだけで借りて滑りはしませんでした。
氷のトンネル
チューブ滑り台がある所の近くに、国道側と奥側を結ぶ氷のトンネルがあります。
氷のトンネル…その響きは、これから洞窟探検をするぞという少年のような気持ちにさせてくれます。
入口からINをしますと、何とトンネル内部にも幻想的なライトアップがなされていました。
当然ながら辺り一面は氷、氷、氷…!! つららだらけの空間で、ここは鍾乳洞か!? と錯覚してしまうほどでござんした。
更に奥へ進んでいくと、トンネル内部にも関わらずたくさんの氷像が姿を現しました。
龍の顔です。
写真を撮影した時、ちょうど誰かが食われている最中でした。合掌…。
真○の口?
手を突っ込んでも噛みちぎられる事はありませんでした。なぜなら、オレは正直者だからさ…。
親子で何者かによって氷に押し付けられたのでしょうかね?
王様の椅子。何だかいやらしい響きでs(ry
そんなこんなで色々見ながら歩いていると出口が!!
トンネル抜ければ~夏の海~♪
ではなく、極寒の川沿いでございました。
まつり会場奥側の施設
メイン氷像
石狩川を挟んで奥側はほぼ、祭りの目玉でありますメイン氷像に陣取られています。
遠くから見ても際立っていたメイン氷像でしたが、近くで見ると更に圧巻です!!
メイン氷像は毎年形が異なっており、2017年はタイの寺院をモチーフに作られたみたいですね。
もちろんメイン氷像の中にも入る事が出来ます。内部ではこのようなイルミネーションもなされていました。
その他
国道側と奥側を繋ぐトンネルの上部もまた氷像となっており、そこからは反対側の国道側を望むことが出来ます。
ライトがこちらに向いているため眩しいぜ。
少し先に進むと、このような氷像も設置されています。
トンネル上部からは一本道で国道側と奥側を行き来することが出来ます。
蛍の光を聞きながら帰宅
一通り祭り会場を見終わった後、売店で少し休憩をしました。
売店を出ると終了時間間近となっており、会場には蛍の光が流れておりました。
まさかこんな所でも蛍の光を聴くとは…。
よくスーパー銭湯とかで聴く音楽なので、幻想的な非日常空間から一気に現実に戻された気分となりました。
一度ご覧あれ
通りすがりで見る分には氷の塊がいっぱいあるね~といった感じでしたが、実際に近くで目の当たりにするとその迫力や作りこまれた氷像に圧倒され、感動を覚えてしまいました。さすが北海道3大冬祭りなだけありますね!! 正に氷の芸術!!
実際にこの目で見た人間から言わせて頂くと、一見の価値ありです。毎年テーマが変わりますので、一見さんのみならず、二度目以上の訪問者様にも楽しめる事でしょう。
先日氷瀑まつりの概要を説明した記事でも記した通り、開催期間が真冬かつ会場が山奥のため、昼夜問わず非常に冷え込みます。かなりの厚着でお越し下さい。
また、足元が非常に滑りやすくなっています。出来る事なら1シーズン目の冬靴で来場する事をオススメします。3シーズン目の冬靴で行った身としてはマジでオススメします!!
これぞ正に北海道の冬!! というのを体験できるお祭りなので、この冬に行ってみてはいかがでしょうか?
それでは今回はここまで!!
また次回お会いしましょう☆ミ
See you!!
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