CD90ってどんなバイク?スーパーカブとの違いは?働くバイクCD90を徹底解明
こんにちは!! 最近は一応真面目にブログを更新しているU-39です(・ω・)ノ
前回・前々回と、私とバイクについて色々語ってきました。
今回もまたバイクネタとなりますが、現在私が乗っている『ベンリィ CD90』というバイクについて色々書いていこうかと思います。
今後CD90を購入したいなと思っている方がいらっしゃいましたら、この記事を一個人の意見として是非参考にして頂けたらなと思います。(現在では入手がかなり困難かと思われますが)
CD90とは一体どのようなバイクなんだい?
前回の記事では、これこれこういった経緯で現在のバイクと出会いましたチックな事を書いていきました。
ほとんど自分の今までのバイク人生(と言える程大袈裟なものではないが…)ばかりを書いたものなっています。
そのため、現在私が乗っているバイクについての説明はほとんど削っています。その省きっぷりはしゃぶりつくされた骨付き肉の残骸の如くです。
せっかく当ブログにバイクカテゴリを設けたのですから、バイクの話をしなければ勿体無い!!
そんな訳で、CD90について私なりの説明をさせて頂きます!!
なお、詳細スペックとか専門的な事は私自身も詳しくはないので、細かい事を知りたければGo○gleやYah○oで『CD90』と検索をして調べてくれ(*・ω・)bグッ
かつてホンダで製造されていたビジネスバイク
1968年から2001年までに販売されていた、主にビジネスシーンで使用する事を目的に作られたバイクです。車で言うところのバンみたいな位置付けですな。
そのため、シートはシングル(オプションでタンデム用シートがあったらしい)、大きめのリアキャリア実装、シフトはカブ同様すぐにニュートラルに入れられるようリターン式を採用、デザインも無駄を省いたものとなっています。
車体はとても頑丈に作られており、カブに並ぶ燃費の良さを持っています。
ベンリィCDシリーズは90ccの他に、50cc、125ccとあります。CD90は原付のCD50と同じ車体が採用されてます。つまり、CD50の純正ボアアップバージョンと言っても他言ではないでしょう。なので、車体も軽く駐車スペースも広く取らなくて良いといった特徴もあります。ちなみにCD125の車体は50や90と共通しておらず、どちらかと言うと250ccに近い外観となっています。
エンジンは4ストロークの単気筒となっています。エンジンの始動方法はセルはなく、キックのみとなっています。
上記の通り、2001年に排出ガス規制が適用開始に伴い生産は中止されました。そのため、現在では中古でしか購入が出来ない状態となっています。
百聞は一見にしかず、下に私の実機の写真を掲載しますので、見てみて下さい。
※リアキャリアに巻き付いているのはバイク用チェーンです。これは気にしないで下さい。
こうやって見ると非常にクラシカルなデザインをしているのがわかるかと思います!!
世間一般ではCD90はビジネスバイクと言われていますが、私はビジネスバイクであると同時に、クラシックバイクであると思っています!!
以前は250cc以上のバイクはアメリカンに乗りたいなと思ってましたが、コイツのせいで今やクラシックバイクに興味をそそるようになりましたとさ。
スーパーカブに似ているけれど、カブよりスポーティー
ビジネスバイクの代表格として挙げられるのが、スーパーカブというバイクです。よく郵便配達の人達が乗っているバイクです。
ラインナップは、主なものとして50cc、70cc、90cc、110ccがあります。(ありましたのものもある)
さて、このスーパーカブとCDシリーズ、同じビジネスバイクというカテゴリーに含まれるだけあって、共通している部分が多々あります。共通点について、以下に羅列をしてみました。
- シングルシートに大きなリアキャリア
- ギアチェンジはロータリー式
- 脅威の耐久性と燃費
- 車体サイズ・重量がどのクラスもほぼ変わらず(CD125は例外)
- 4スト単気筒エンジン
細かいところを見るとまだまだありそうですが、ざっとこんな感じでしょうか。
これだけ聞くと、両者に違いがなさそうに見えますが、これがちゃんと大きな違いがあるんですよ~。
まず大きな違いの1つ目は、CDシリーズは通常のクラッチが採用されているのに対し、スーパーカブは自動遠心クラッチが採用されています。
これどういう事?と思われるかもしれませんが、マニュアルのバイクには通常左側のグリップにクラッチレバーが付いています。ギアを変速する際はクラッチレバーを握りながら操作をします。
しかし、スーパーカブにはクラッチレバーが付いていません。どうやってギアチェンジをするのかと言いますと、ただシフトペダルを操作するだけで変速されます。仕組みうんぬんを抜きにして言ってしまうと、クラッチ操作なしでギアチェンジが出来ちゃうのです。車でいうところのセミオートマみたいなものです。
説明が思ったより長くなってしまいましたが、CDシリーズはギアチェンジする際はクラッチ操作が必要、スーパーカブシリーズは不要という事です。
両者の違いの2つ目は、バイクの形状です。先日の記事にも載せたこちらの写真を見て下さい。
こうやって比較をしてみると、確かに似ている所も多々見受けられるけど、大きく違う所もありますよね。
それは、燃料タンクの位置です。
フロント部分とシートの間に燃料タンクがあるCDに対し、スーパーカブはシートの直下が燃料タンクとなっています。
この事から、CDシリーズはネイキッド型のバイクと同様のスタイルとなっています。そのため、カブには出来ないニーグリップ(膝で燃料タンクを挟み、安定性を保つ事)が出来ちゃったりします。あとはタンクバッグの装着も出来ます。
これらが両者の大まかな違いとなります。
なので、カブシリーズと比較してCDシリーズは、外観・性能共にスポーティーであるという事が言えます。
どちらかと言うとCDシリーズの方がわずかながらに走りに特化したなのかな~と思った訳です。
ちなみに荷物の運搬に関してはCDよりもカブの方に軍配が上がります。写真のようにフロント部分にカゴが付いているのもありますが、カゴの下はフロントキャリアとなっていますのでカゴがなくても荷物の積載は可能です。また、カブのレッグシールドの裏側には買い物袋を引っ掛けられるようなフックも着いています。
CDとスーパーカブ、似ている所はすごく似ていて、違う所は全く違う。こうやって見るとなかなか面白いですな。
総合評価は高いが、不名誉な通称も…
CD90をバイクの評価に関するサイトを見ていても、非常に乗りやすいバイクとして高評価を付けられる事が多かったりします。主に燃費の良さ、軽くて小回りが利く、壊れにくい等の理由で、短所を差し引いたとしても良さが際立つといったコメントが多く見受けられました。
CD90ユーザーとしては鼻高々です(*´⊇`)エッヘン
しかしながら、外見がダサい等といった声も挙げられていたのも事実です。私的にはその外見がとても渋く、クラシカルなオーラが漂っているように見えたのですがね~(´・ω・`)
また、ネットでCD90について色々見ていると、とんでもない通称が付けられていたのです。それは…
ゴキブリ
そう言われる由来は、一昔前に交番の警察官がCDシリーズを乗っていたらしく、その車体全体 or タンクが黒いかららしいです。
北海道(少なくとも私の住む地域)では白バイは普通にいるものの、警察官が125cc未満のバイクに乗っているのを見た事がないのでピンとは来ませんでしたが、本州の方では125cc未満のバイクをパトロール用として使っているみたいです。
ちなみにCDシリーズが全て絶版となった現在は警察ではスーパーカブが採用されているらしく、地域によっては白く塗装をされたものを使用しているらしいです。
あとはゴキブリみたいな燃料タンクという事からなのか、ゴキブリみたいな単車という事からなのか、『ゴキタン』とも呼ばれているみたいです。
それにしてもゴキブリって…。
あの全体が真っ黒っていうのも渋いポイントだっていうのに…ヒドいですな(つД`。)
カブトムシとかクワガタとかにしてくれればよかったのに。。。
しっかり健康に働いてくれるお供です
だいぶ大雑把ではありますが、私が現在乗っている『ベンリィ CD90』について書いていきました。
車体は小さいけれど、法定速度もスイスイ出せて、乗り回しもラク。さらには荷物も多く運べるといった万能くんです。
本来は街中を乗り回すものですが、ツーリングでも十分に働いてくれます。
サイトのレビュー通り、本当にいいバイクだと思います。
そんな感じで今回の記事はこれでおしまい!!
それではまた次回お会いしましょう☆ミ
See you!!
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