本州以南に住んでみたいけれど…私が北海道以外の土地に住もうとしない理由
私はこの世に生を受けてから33年、北海道以外に住んだ事はありません。
井の中の蛙なんとやらにならないために、機会があるならば地元に執着せずに色々な世界を見に行く事も自身の成長のためにはいい事なのでしょう。私自身、将来的には本州でツーリングをしたいなと思っています。
しかし、本州に住むとなると、ある1つの問題によってどうしても気が進まなくなるのです。
今回は、なぜ私が本州に住む事に対して抵抗を持っているのかを綴っていきます。
若かりし頃は何が何でも地元に骨を埋めようと思っていました
特に大学時代はその思いが非常に強かったでした。なぜそう思ったのかと言うと、私の仲間達のほとんどが大学卒業後に地元に帰ってきて働くと言っていたからです。当時の私は大人になっても今までと同じように地元の友達といっぱい遊べると思っていたのです。
両親からはもっと違う世界に目を向けるのもいいよと言われていました。しかし私はいかんせん頭が固いもので、両親の助言に耳を傾けずに地元に固執していました。
友人も私も地元で働くようになりましたけれど、現実は各々が仕事に追われるようになって学生の頃のようになかなか頻繁に遊ぶ事が出来なくなってしまいました。また、ほとんどの友人が家庭を持つようになったので尚更会う頻度が少なくなりました。(独身同士ではよく会っていますがね)
今では両親の意見に寄ったので色々な世界を見る事が大事だと思うようになりました。それ故に、当時の自分の考えが非常に浅はかなものだったとしみじみ感じています。
北海道から出てもいいかなと思えた出来事
そんな頭の固いU-39少年でしたが、そんな私もある出来事がきっかけで本州に出てもいいかなと思えるようになったのです。
今から遡る事5~6年前、以前の以前に勤めていた会社で新潟県へ出張に飛ばされた事があったのです。
正直仕事そのものはキツく、一緒に働いた人達と全く合わずといった状況だったので、仕事面では全くいい思い出はありませんでした。この出張が引金となり退職をしたくらいです。
しかしながら、新潟県そのものは私の目にはとても新鮮に映りました。見た事のない街並みや自然、歴史的建造物が数多く存在し、私の心をワクワクさせるものばかりでした。2ヶ月ほどの滞在でしたが、ほとんど地元しか見てきてこなかった私にとってほぼ初めての外の世界となりました。
その後地元へ戻って退職をし、職探しをしていた時も新潟県周辺も候補に入れていたくらいです。結果的には地元の方で仕事が見つかったためそのまま地元生活となりました。
人間、何がきっかけで考えが変わるかわからないものですね。
それなのになぜ本州へ出るのを渋っているのか
現在私はフリーランスとして活動をしています。今は仕事がなくてバイトをやって生計を立てているという事情を除外して言えば、フリーランスなので家にネット環境があってパソコンさえ揃っていればどこへ行っても生活が出来るのです。
バイトの事を考慮したとしても地元にいるよりも、都会に出た方が現在フリーランスとして行なっている業務に関連するバイトがたくさんあると思われるので、自分にとったら好都合なのではと考える時もあります。
しかしながら、本州へ出るとなるとどうしても躊躇してしまいます。
テレビやマンガなどで東京なんか見ると、「東京面白そうだな~いいな~」なんて思っちゃったりします。各土地の住みやすさなんかを検索してみたりなんて事もやったりするくらいです。
そんな妄想を繰り広げても、最終的にはやっぱり本州へは出たくないなとなってしまうのです。
なぜそんな事になるのか?その理由は、ヤツらの存在にあるのです!!
私を本州に住まわせないようにしているヤツはコイツだ!!
いるんですよ!! 北海道では見かける事はないけれど本州にはバリバリ存在する、決して会いたくないヤツが!!
その名も、Gさん!!(読者様保護のため、名前を伏せさせて頂きます)
そう、あの黒くて中間管理職の髪の毛並みに油ギッシュなヤツらです。
私は生のGさんを見た事がありません。北海道では、某100万都市の雑居ビルには小型のがいるらしいですが、民家に現れる事はありません。
そのため、本州に出たら生のGさんと遭遇するのではと思い、それが何よりも恐怖なのであります。正直言って幽霊なんかより全然嫌です!! 幽霊とGさんとでは太陽とマントルとの差があります。
Gさんの静止画像でも背筋がゾッとするのに、生の動いているヤツを見たらもう発狂してしまいますね。発狂しすぎて虎になっちゃいますね。
ちなみに母の話では、虫がそれほど苦手ではない父が生のゴキブリを見た時に、叫び声をあげたそうです!! どんだけ破壊力強いのよ…。
あ~何かここの文章を書いているだけで寒気がしてきた…。次に進む前Youtubeでも見て気分転換をしよう…。
そもそも私は虫が嫌いである
私は基本的に虫嫌いです。大丈夫な種類もいますが、半分以上が気持ち悪く感じます。
そんな虫達が我が部屋に侵入したものならばもう家に入りたくなくなってしまいます。虫の部屋への侵入を防ぐために、どんな暑い夏でも部屋の窓を開けずに過ごすくらいです。
ただでさえそんな状態なのに、あんなGさんみたいなヤツが部屋に侵入したらもう昇天確定です。ただいるだけでも昇天してしまうのに、彼らは飛ぶみたいじゃないですか!? そんな事されたら昇天してもあの世を通り越してしまう勢いです。
Gさんが最大の難敵なのは間違いないのですが、他の虫にしても南の方へ行くにつれて身体が大きくなる傾向にあるらしいじゃないですか。その他の巨大な気持ち悪い虫が侵入してきても、最低でも意識不明の重体になっちゃいそうです。
最初は嫌かもしれないけれど、住んでいるうちにGさんに慣れてくるよ~なんて声も聞く事もあります。しかしながら、その他の北海道に生息しているような気持ち悪いと思える虫に外でたびたび遭遇していますが、33年間住んでいても一切慣れる事はありません。故に、Gさんにも慣れる事は一切ないでしょう!!
これだけの理由で北海道を出ないのは勿体無いですよね~
私が北海道を出て生活をする事に対して渋る理由、本当にこれだけなのです!!
Gさんの心配がなければ全然本州だろうが、四国・九州、はたまた沖縄に住んでみるのもいいなと思っています。
自分でも非常に勿体無いなと思っています。重々承知です。でも無理なものは無理です!!
幸い新潟県へ出張していた時は冬から春になる季節だったためか、Gさんを目撃する事はありませんでした。しかし、外で見た事のない虫を目撃した時は背筋がゾッとしてしまいましたよ。
現段階ではいいかもなと思いつつも本州以南へ住む予定はありませんが、視野を狭める事だけはしたくはありません。なので、ツーリングや旅行へはどんどん進出していきたいなと思っています。1週間ほどの滞在でも、見た事のない世界を見る事が出来ますもんね。ひょっとしたらGさんのリスクを捨ててまでも住みたいと思える土地に出会えるかもしれませんよね。
でも私のGさんに対する恐怖はちょっとやそっとじゃ揺るぎませんよ~。願わくば、旅行やツーリングで本州以南へ行った際にGさんを見る事なく過ごせる事を。
そんな訳で、ちょっぴり気持ち悪いネタとなってしまいました。次回は口直しに今回よりもフレッシュ(?)な話題にしたいと思います!!
それではまた次回お会いしましょう☆ミ
See you!!
スポンサーリンク