生姜焼きは豚肉だけなの?3種類のお肉で生姜焼きを作って食べてみた
どうもこんにちは!U-39です!!
みんな大好き、私も大好き生姜焼き。
今回はそんな生姜焼きにまつわるストーリーです。
生姜焼きって豚肉のイメージだけど、他のお肉を使ったらどうなのよ?
さてさて、皆様は『生姜焼き』というとどのようなイメージがあるでしょうか?
お皿に生姜の香りが漂う豚肉に、キャベツやミニトマトが添えられているといったイメージが一般的かと思われます。
※写真はイメージです
うん、余談になりますが、やっぱりクリエイターさんの写真は美味しく見えますな~素晴らしい!!
話を戻しますが、ある日突然私の中で生姜焼きについてある1つの疑問が生まれたのです。
なぜ生姜焼きは豚肉が使われているのだろう?
生姜焼き美味しいので、他の種類の肉を使っても美味しく食べられるのではないのだろうか?
このような思いが無垢で純粋な私の心を刺激したのです。
疑問に思ったら早速行動だ!! という事で、コンビニや定食屋さんで豚肉以外の生姜焼きを求めて探し回りました。
しかし、どこもかしこも豚肉の生姜焼きのみで、他のお肉が使われているところが全くなかったのでございます。
な ぜ だ ?
そんな訳で、豚肉以外のお肉で生姜焼きを作ってみた
自分でクッキングするしか道がなくなってしまったので、私のヘッポコな料理の腕を振るう事にしました。
今回はお肉の違いで比較をするので、合わせ調味料の分量や作る手順等を統一する必要があります。
そこで今回は、私が大学時代からお世話になっているこちらの書籍に載っている豚肉の生姜焼きの作り方を基に作成をさせて頂きました。
この本は肉料理や魚料理、卵料理、煮物や揚げ物など、料理の基本のレシピが満遍なく紹介されています。ポイントも事細かく書かれていて、非常にわかりやすい内容となっています。また、包丁での切り方や食材の下ごしらえのやり方なども紹介されているので、料理初心者は持っていて間違いではない一冊でございます。
味付や作る手順は生姜焼きの基本となっていますので、今回はそれらの紹介は省略させて頂きます。
この書籍の作り方に従い、今回は鶏胸肉、牛肉、生ラム肉を使って生姜焼きを作ってみました。
鶏胸肉の生姜焼き
まずはそのコスパから庶民の味方と言われている鶏胸肉で生姜焼きを作ってみました。もしこれが美味いのであれば、我が家の生姜焼きは豚肉から鞍替えしてもいいと思わせてくれました。
鶏胸肉はそのまま使うとモサモサしてしまうという特徴があります。そのため、フォークでブスブスブッ刺すという下ごしらえを行ないます。
下ごしらえをした後は鶏胸肉の塊を削ぎ切りにします。
削ぎ切りにした鶏胸肉に、合わせ調味料をかけてしばし浸けておきます。本当はモサモサ感を出来るだけ除去するために鶏胸肉を酒や砂糖、塩に浸けて下ごしらえをするのですが、結局ここでも酒や砂糖などを浸ける事になるので省略します。
しばらく漬け汁に浸けた後にフライパンで鶏胸肉を焼きます。色的にはなかなか美味しそうに見えますね~♪
はい完成!!
見た目的には豚肉の生姜焼きとそんなに遜色がないような感じがしますが、近くで見るとやはり何かが違う。
香りも生姜焼きのそれを髣髴させます。
さて、気になるお味の方はと言いますと…
確かに生姜焼きの味はしているのですが、豚肉みたいに味が染み込んでないといった感じでした。やはり鶏胸肉なだけあって淡白な味わいとなってしまいました。
豚肉の生姜焼きの代替品とまではいかず、あくまでも生姜焼き風味の鶏肉と言っても過言ではありませんでした。
ただし、美味く味を染みさせる方法を何とか見出せる事が出来れば豚肉の代替として使う事が出来るかもしれません。
要研究の一品として認定します!!
牛肉の生姜焼き
続いては牛肉で生姜焼きを作ってみました。果たして生姜汁を使った漬け汁と合うのでしょうか!?
まずは牛肉に漬け汁をかけてしばし漬け込みます。
そして焼きます。何となく青椒肉絲みたいな色になった気がします。
しかし途中で気になったのが、どちらかと言うと牛肉はしっかり焼くというよりも多少アバウトに焼いた方が美味しいのです。カリッと焼く生姜焼きには向かないのでは!? と思った訳です。
ひとまず牛肉の食感を損なわない程度に早めにフライパンからお皿に戻す事に。
煮詰めた漬け汁を牛肉に絡めてはい完成。
実際に食してみると、確かに生姜の風味が効いていて味わいも悪くはない。しかし、何かが違う。
美味しいのですが、牛肉の個性を生かせていない感じの味わいなのです。何と言いましょうか、わざわざ生姜焼きにしなくても、塩コショウとウスターソースをかけて食べた方がより美味しく食べられるといった感じなのです。
牛肉が豚肉よりも安いというのであればまあいいのかもしれませんが、一般的には牛肉の方が価格は上です。これだったら素直に豚肉の生姜焼きを作りますよとなりました。
生ラム肉の生姜焼き
最後に、今回の企画のダークホースであります生ラム肉を生姜焼きにしてみました。どんな感じになるのでしょうね。
生ラム肉を漬け汁に浸けている様子です。
続いてしばし浸けた生ラム肉を焼いていきます。色的には何となく生姜焼きっぽくなってますね~。
こちらも牛肉同様、どちらかと言ったらあまり焼ききらない方が美味しく食べる事が出来るので、そんなにカリッと焼かずにお肉をお皿に戻します。
はい出来上がり。
あれ?何か色が生姜焼きっぽくないぞ~!? 果たして味はちゃんと生姜焼きしているのでしょうか?
多少疑問に感じながらも1つ食べてみる。
率直な印象としては、生ラムから味付きラムに代わったといったものでした。ちょっと生姜の効いた味付きラムですねこりゃ。
しかもラム肉の個性が強すぎるので、生姜焼きの味わいが広がるのは食べ始めのみ。噛んでいくうちに素晴らしいほどのラム肉でした。
まあ味付きラムにしても、やはりこの独特な味わいのラム肉にはジンギスカンみたいなこってりとした味付の方が合いますね。生姜焼きじゃ味付のパンチが弱いかなと思いました。
これも味的には不味くはなく、むしろ美味いと思ったので全く外れではありません。
味付としては薄いけど、結構食べれば病み付きになる味わいでした。
それぞれのお肉で生姜焼きを作ってわかった事
という訳で、豚肉以外の3種類のお肉で生姜焼きを実際に作って食してみました。
とりあえず今回試してみた結果、私的の各お肉の評価としましては、
鶏胸肉 ≧ 生ラム肉 > 牛肉
となりました。
まあ牛肉はもっとシンプルな味付けの方が美味しく食べられる上にコスト的にも割高になってしまうので、あえて生姜焼きにするメリットは感じられませんでした。
生ラム肉は、ラム肉本体の個性が強すぎますが、後から段々美味しく感じてしまうという不思議なものだったので、今度また作って食べてもいいかな~と思いました。しかしこちらもコスト的には牛肉ほどではないにしても高くついてしまうので、あまり頻繁には作らないだろうなといった感じです。
鶏胸肉はおそらく改良をすればもっと味が染みて化ける可能性があるように感じました。今回よりもお肉を薄くスライスをする等の研究を重ねれば、豚肉の生姜焼きの代替となってくれるのでは!? と期待を寄せています。これが成功した暁には当ブログでレシピ化をしていきたいと思います。
何だかんだで色々試しましたが、最終的な結論としましては…
生姜焼きは豚肉が一番美味しい!!
という事です。
それではまた次回お会いしましょう☆ミ
See you!!
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